概要| 松本奈々子と西本健吾によるパフォーマンス・ユニット「チーム・チープロ」が、KYOTO EXPERIMENT2021 AUTUMNで制作・発表したダンス作品を、横浜で再演する。本作は、2020年の緊急事態宣言発令後に松本が始めた、想像上のものや人、風景と踊ることを試みる「イマジナリー・ワルツ」 プロジェクトを、京都バージョンとして展開したものである。日本で明治以降に踊られるようになったワルツは、男女が身体を接触させて踊ることから、その道徳的な問題が繰り返し指摘されてきた過去がある。これを出発点に、上演テクストの朗読とワルツステップを踊る身体を通じて、京都の街、女性の身体への眼差し、踊りを生み出す「重さ」に批評的に迫る。上演テクストは松本の個人史、京都で行ったリサーチやインタビューを交えて構成される。テクストと身体の関係性にも注目してほしい。
日時|
12.1(木) 19:30 - 20:30 12.2(金) 19:30 - 20:30 12.3(土) 15:00 - 16:00 12.3(土) 18:30 - 19:30 ★ 12.4(日) 15:00 - 16:00 12.4(日) 18:30 - 19:30 ★ 12.5(月) 15:00 - 16:00 ★=ポスト・パフォーマンス・トークゲスト 3日=大崎清夏さん(詩人) 4日=萩原雄太さん(演出家)
場所|STスポット(https://ypam.jp/venues/17)
チケット| プロフェッショナル ¥3,000 オーディエンス ¥3,000 18歳以下 ¥2,000
クレジット
出演:松本奈々子 振付・構成:松本奈々子、西本健吾 / チーム・チープロ 映像デザイン・宣伝美術:安倍大智 舞台監督:小林勇陽 照明:渡辺佳奈 音響:林実菜 制作:関あゆみ リサーチアシスタント:芝田江梨 ファクトチェック:永井良和(関西大学 社会学部教授) 字幕翻訳:河合京花 製作:チーム・チープロ 共同製作:KYOTO EXPERIMENT
主催:チーム・チープロ 提携:STスポット横浜
文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業
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